新春祈祷会のご案内

新型コロナウイルスの影響により、昨年は檀信徒皆様の参集を中止し山内のみにて厳修いたしました新春祈祷会ですが、本年は感染対策をしながら、2年ぶりに開催させていただきます。福ダルマや景品が当たる新春ジャンケン大会も開催いたします。

新年を迎えられた喜びとありがたさを感じながら、お寺に参詣しご本尊様とご先祖様に年頭のご挨拶をし、1年の家内安全、無病息災、身体健全、商売繁盛、交通安全、合格祈願、開運吉祥等をご祈願ください。

檀信徒の皆様方にかかわらず、どなた様でも御参拝いただけます。

事前の参加申込は不要です。

日時 令和4年1月3日(月)・・・午後2時より

祈祷料・・・志納

(5,000円~1万円程度の方が多いです。祈祷いたしました御札と根付け、暦・カレンダー等をお渡しいたします)

○当日お越しの際、昨年のお札をお持ちの方はご持参ください。福だるまの奉納をご希望の方もお持ちください。

○当日お越しになれない方は後日お札をお持ちになりご参詣ください。祈祷札等をお渡しいたします。

○新春祈祷料の表書きについて、よくご質問を受けますが、お年賀や御祈祷料で、よろしいかと思います。

○お寺(仏教)の行事ですので喪中の方が参拝されても問題ございません。

尚、当日は入口で消毒液をご用意しておりますので、ご利用いただき、マスクの着用をお願いいたします。

今後、万が一急激に感染拡大が起こりましたら、急遽中止させていただきます。

その際はホームページでご確認いただくか、お寺に直接お問い合わせください。

 新型コロナウイルスの影響により、各種法要の中止や縮小をしてきましたが、感染者の人数が落ち着いてきておりますので、令和4年1月3日(仮予定)の新春祈祷会よりすべての行事を通常に戻し、再スタートをきる予定です。
 月例坐禅会などの行事も心待ちにしていただいている方も多くいらっしゃると思いますが、私の気持ちとして新年の祈祷会でご本尊さまへの挨拶をすませて、約2年間の自粛生活にけじめをつけ、各種の行事を再開したいと考えております。
 皆様に会える日を心待ちにしております。  住職 合掌

こんにちは、住職でございます。

近年、水子供養などの供養申込みの問い合わせを沢山いただきます。

本山に代表される参拝寺院であれば、多くの僧侶が在籍し、当日の飛び入りでの供養を受け付けている場合も多々ありますが、当寺は檀家信徒様を多くかかえている地方寺院です。住職と東堂(前住職)のみで供養をさせていただいておりますので、当日受付での供養はしておりません。

特に土曜、日曜は3ヶ月~半年前ぐらい前から法事のご予約が入っておりますので、急な日程のご希望に添えない場合、1ヶ月以上先のご予約になることもございますので、ご理解をお願いいたします。

檀信徒様以外の新規の供養、当寺と取引のない業者様などの問い合わせは、1度住職が内容を確認してからお返事をさせていただいております。檀信徒を装って、セールスや詐欺の電話もかかる時代ですので。

先日、日中に水子供養の申込み希望者から電話があり、住職が出ているので確認して、夕方に返信をさせていただきますと、担当者が申しましたが、私も忙しい身ですので、帰りが遅くなることもありますので、その日の返信は無理でございました。そうするとグーグルのコメントに☆ひとつ、当寺への残念なコメントをいただきました。正直びっくりいたしました。最初は誰からの口コミか全くわからなかったですが、予定を考えて次の日電話を何度もしましたが、お出にならなかったのでおそらくその方だと思われます。おそらく一般的な寺院の運営や住職の多忙な日々の生活をご理解いただいてない方だと思われます。コメントで相手や会社にキズを入れる、すごい時代ですね。。。ネットで便利になった社会この先どうなっていくのだろうと、アナログな私は思ってしまいました。水子供養などでお困りの方が多いので、檀信徒様のお参りで忙しい中を手助けしたい気持ちで供養をお受けしております。この様な事が続きますと、今後新規の供養受付をしかねます。当日供養をご希望の場合は本山などの多くの僧侶をかかえる拝観寺院へ、即答のお返事がいただきたい方は、対応可能な寺院様(一般的な檀家寺では無理だと思いますが)へお問い合わせください。

そうは申しましても、クレームが出るのもすべては住職の責任です。1つの意見として真摯に受け止め、今後の改善もさせていただきます。供養やお墓などでお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談くださいませ。

雲晴寺 住職

 

地蔵盆・燈明会 中止のお知らせ

本年の地蔵盆・燈明会(8月23日~24日)は新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を鑑み、中止とさせていただきます。山内の者のみで読経供養させていただきます。

何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

住職 合掌

<新命住職あいさつ>   雲晴寺二十六世 五十川幸導

この度、わたくし不肖 五十川幸導が雲晴寺二十六世として就任することになりました。雲晴寺で生をうけ、仏さまの尊いご縁をいただき、得度、立職と僧侶の段階をふみ、大本山總持寺(神奈川県)において修行をしました。平成二十年に、当山に戻り副住職として壇務を勤める中、檀信徒の皆さま、ご寺院の皆さまに多くの事を教えていただきました。

当山が雲晴寺として開かれてから四〇〇年をすぎ、これまで多くの住職がこの雲晴寺を護られてこられ、本日は師匠であります二十五世悟道幸雄大和尚の後を受け、継承することになりましたが、その責任の重たさに誠に身の引き締まる思いであります。私がこれから住職をさせて頂く期間はその年月に比べるとほんの一瞬でありますが、脈々と受け継いでこられた歴代住職の教え、師匠の教えを受け継ぎ、また未来へと継承して参ります。

昨年より新型コロナウイルスにより、世界中で尊い命が失われ、また多くの方が苦しい闘病生活を強いられることとなりました。社会が深い悲しみの中、目に見えない不安に追われることとなり、各地で行事の中止や延期が相次ぎ、當山も感染拡大防止の為、晋山結制式を延期という苦渋の決断をいたしました。数年前より準備を進めてまいり、令和元年の九月に住職任命を受け、後は皆さまへの披露を兼ねて晋山式を迎えるのみの状況での延期という決断は、御随喜いただける御寺院様をはじめ、檀信徒、関係各位の皆さま方には大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、あらためましてお詫び申し上げます。

近年、寺離れや仏教離れが叫ばれる中、この度のコロナウイルスにより、さらに社会全体が人と人のつながりが希薄になっていくことが懸念されます。ウイルスの拡大や度重なる自然災害により、世情が不安に包まれている今こそ、人々に寄り添い、支えることが宗教者の勤めだと思います。まだまだ浅学菲才の身ではありますが、これまで以上に檀信徒の皆さまとの縁を深め、より一層の精進に励み、当寺の護持に邁進いたしますので何卒、ご芳情、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

最後になりましたが、晋山式を迎えるにあたり、ご寄進をお願い申し上げました処、快くご協力を頂き誠に有り難うございました。お陰さまをもちまして、仏具の新調や山内の整備が進み、また一歩荘厳な雰囲気のある、皆さまに安らぎを感じていただけるお寺に近づきました。皆さまの多大なるご恩に対し何もできませんが、雲晴寺檀信徒、ご縁のある方々皆さまのご先祖さまへのご供養を晋山式の最後の法要である檀信徒総回向を務めさせていただき、皆さまのご先祖さまの御魂が安らかになり、廻り廻り衆生に回向するよう心より願っております。 合掌

 

雲晴寺におきましては、去る令和三年四月十六・十七日、

第二十六世悟照幸導和尚 晋山結制式を、厳粛に執り行うことができました。

新型コロナウイルス感染症により1年延期になっていましたし、準備期間を含めると非常に多くの時間を要し、大変な時節柄の中、様々な人々のご協力により当日を迎えることができ、感慨無量の思いがいたしました。

これも、ひとえに各寺院様、檀信徒の皆様のご理解と心温まるご支援をいただいた皆様のご協力の賜物と深く感謝いたしております。ご寄進により山内の整備が進み、新調された仏具などにより、荘厳で安らぎを感じていただける、お参りしやすいお寺にまた一歩近づきました。

皆様の菩提寺や縁寺である当寺が、永く護持、相承されるよう、一層精進努力して参ります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

末筆ながら、皆様の家門興隆と御身体の堅固ならんことを御祈念申し上げます。

雲晴寺二十六世 五十川幸導 拝

東堂(二十五世)五十川幸雄 拝

雲晴寺総代一同 合掌

晋山式実行委員会一同 合掌

※次回、晋山結制式のしおりにも載せさせていただきました。新命住職あいさつを掲載させさせていただきます。