1月の坐禅会は1月26日(日)朝7時からです。
新年初めての坐禅会です。多数の方のご参加をお待ちしております。
初めての方も、動きやすい格好で気楽にお越しください。
合掌
2014年1月8日
1月の坐禅会は1月26日(日)朝7時からです。
新年初めての坐禅会です。多数の方のご参加をお待ちしております。
初めての方も、動きやすい格好で気楽にお越しください。
合掌
2014年1月5日
昨日の祈祷会で少しお話させていただいたこと。
今年も無事に新年を迎えられた感謝と今年も健康で暮らせますようにと願い、仏様とご先祖様にご挨拶に来られる新年の祈祷会、顔なじみの檀家さまとあと何回新年のご挨拶ができるだろう。。。春になると綺麗な桜が咲きます。みなさんは後何回見れるか、考えたことがありますか? お正月そうそう死についてのお話なんてと思われるかもしれませんが、死を意識するから、自分の体への感謝がわいてくるし、今やるべきことが見えてくるのだと思います。
例えば、今80歳の方が、90歳まで生きられたとしたら、365日×10年=3650日 後3650日。明日には3649日。。。
「無常迅速」むじょうじんそく、人の人生はあっという間ですよという意味です。人間も、花と同じように、この世に生を受けたら、誰もが亡くなります。必ず亡くなる命だからこそ、いま生きているのが、ありがたいのです。
祈祷会の後の住職のお話で、皆様方の本尊さまへの合掌礼拝が浅い、もっと深々と礼拝された方がいいですよ。とありましたが、これも、いつかは灰になる自分の体が、いま呼吸をして生きていること、いつかはこの命の火が消えることを意識しない限り、本気になって、美しい桜を見れることに感激はできないだろうし、今年も無事に迎えられたことに感謝し、ありがとうございますと、仏様や神様に礼拝できないのではないでしょうか。
お正月は仕事が休みで、比較的お時間のある方が多いと思います。少し静かな場所でリラックスしながら、自分の体に感謝しましょう。自分の体を生んでくれたご先祖に感謝しましょう。今年一年がんばれるパワーを充電。。。 幸導 合掌
2014年1月1日
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
「 春風致和 」
しゅんぷうちわとは、春風に乗って、和やかな空気が満ちてくること。
人々の心が温和で、世の中が穏やかで平和でありますように。
幸導 合掌
2013年12月7日
12月の坐禅会は12月29日(日)朝7時からです。
今年最後の坐禅会です。
みなさんは今年1年どのような年だったでしょうか?
1年を締めくくる意味でもあり、また来年から心機一転の意味もある大切な坐禅会だと思います。
来年から参加しようかなと思われている方も、ぜひ年末からご参加くださいませ。
私も日々反省いたしておりますが、明日に延ばして自分にプラスになることはあまりないと思います。思い立ったらすぐ動いてみましょう。
人生の極意は今の連続です。
合掌
2013年9月16日
みなさん、ドラマ半沢直樹をご存じですか? 視聴率30%越えの人気ドラマです。私も好きで見ています。
悪をあばいていき、正義が勝つ、人に対して真心で接する。これって時代劇水戸黄門に似ていると思うのは私だけでしょうか?
これは時代が変わっても日本人の本当の心の中までは変わっていないと言えるのではないですか? 日本人の心の中にはまだまだ禅的思想がちゃんと残っているのです。正しいことをし、相手のことも考えながら、社会に貢献する。禅でいう利他行に通じると思います。
ドラマの中で半沢の父親がネジ工場をしていましたが、その中のセリフで「この小さいネジが日本を支えているんやで、直樹にもいずれこの意味がわかるときが来る」とありましたが、深い言葉でした。感動しました。まさに禅的生き方の象徴と言えると思います。
雲晴寺でもそうです。新本堂を建設させていただくのに、たくさんの人の手が加わり、寄付をしていただき、立派な伽藍が建っています。みなさんが汗水流して働いて、寄付をしていただいてるわけです。中には生活が苦しいながらも、お寺の為にと毎月少しずつご協力していただいた方もいらっしゃいます。ありがたいかぎりです。その方々の誰一人欠けても本堂は建たなかったわけです。そのみなさんの思いが入っている柱であり瓦であるわけです。だから建物に魂が入るわけです。本堂がありがたい場所になるわけです。歴史が何百年続くわけです。
日本の若い方に禅をもっと知ってもらいたいと強く思った今日この頃です。
幸導 合掌
2013年9月15日
こんばんは。明石はすごい雨が降っております。みなさんいかがおすごしでしょうか?
今日は玄関について少しお話をしたいと思います。先日、脚下照顧の話の中でもふれましたが、みなさん玄関はキレイにされていますか?靴は揃えていらっしゃいますか?
私はお坊さんとして様々なご家庭にお伺いし、仏間に上がらさせていただきますが、そこで気づくことがあります。その一つが、個人や家族が繁栄されているご家庭の方は、ほぼ間違いなく靴が揃えてありますし、玄関がキレイです。私の家はほとんどお客様が来られないから…とかそんな靴を揃えたぐらいで大げさなとか思われるかもしれません。しかし、人を招き入れる玄関、毎日使う玄関が汚れていたり、靴が並べれないということは、普段からそういう小さいことに気づけていないということです。人生はそういう小さいことの積み重ねだと思います。現実に玄関の汚い経営者の方もいらっしゃいます。しかし、何年もすると会社は傾いたりします。それは当然です。自分の足下をキレイにできない方が、到底お客様目線にたてるとは思えません。
禅寺に修行に上がると、ほんとうによく掃除をします。古参和尚(先輩和尚)の点検も実に厳しいです。でもそういう環境だからこそ精神を鍛えていけるわけですし、人々のちょっとした変化にも気づけるようになるのです。
もう一度玄関を見直してみましょう。幸福はず〜と先にあるように思えるかもしれませんが、実はご自分の足下にあるのかもしれませんね。
幸導 合掌