ようこそ1みなさんこんにちは。先日、某大手企業の新入社員教育の一環として坐禅をさせていただきたいとお問い合わせをいただき、担当者と今年の新入社員の方が坐禅体験に来られました。

坐禅作法の説明をさせていただき、その後に坐禅は40分ほど組んでいただき、生活にいかせる禅語の紹介、お粥を食べていただく流れでさせていただきました。
坐禅を組まれて15分ほどしますと、新入社員の方はゴソゴソ。。。本山で学生の坐禅指導をさせていただいていた頃を思い出しました。社会人になられたばかりで無理もないです。
坐禅を組まれている姿を見ながら、頑張れ!っという気持ちになりました。

お寺としても坐禅を通して、少しでも社会のお役にたたせていただいていることを大変うれしく思います。
よろしければ、また来年もお越しくださいませ。山内一同心よりお待ちしております。

4月の坐禅会は4月27日(日)朝7時より行います。

新年度が始まり、人生の転機を迎えられた方も多数いらっしゃるのではないでしょうか?

坐禅が皆様の生き方や生活の一部として取り入れられ、皆様の力になることを祈念しております。

皆様こんにちは。

今日はあいにくの雨ですが、少し寒さが和らいでいますね。

しばらく寒暖差がある日が続きそうですので、みなさま体調管理にお気をつけてくださいませ。

3月の坐禅会は3月30日(日)朝7時より行います。

よろしくお願いいたします。

世の中には歴史を動かし、世界を変えた言葉もあります。

様々なリーダーと呼ばれる人も多かれ少なかれ言葉を残しています。

そのようなリーダーの言葉には力があるし、人を引きつけるパワーもある。

禅とは生きることそのものです。

人は様々な人の言葉に励まされ、やる気や知恵をもらうものです。

まずはお寺のブログなので宗教界から曹洞宗開祖 道元禅師の言葉から紹介したいと思います。

次回へ続く

 

2月の坐禅会は2月23日(日)朝7時からです。

初めての方は動きやすい服装で、気楽にお越しください。

 

坐禅中の心

2014年1月27日

昨日は坐禅会でした。坐禅が初めての方も9名来山されました。朝の寒い時間から皆様お疲れ様でした。

そこで、坐禅が初めての青年から坐禅中の心構えについて質問をうけました。

曺洞宗の坐禅は「只管打坐(しかんたざ)」、ただひたすらに坐るということです。坐禅をする姿そのものが「仏の姿」であり、悟りの姿なのです。お釈迦さまが坐禅の修行に精進され、悟りを開かれたことに由来するものです。

そこで我々が坐禅をするときに大切なことは身体を調え、息を調え、心を調え、調和をはかります。どの分野の世界でも誰も最初から悟れません。形を覚え、工夫し、そして心が整ってきて、また新しい世界が見えてくる。その繰り返しだと思います。物事の真実の姿、あり方を見極めて、これに正しく対応していく心のはたらきを調えることが大切です。

まずやってみなければ何も始まらないし、何も見えてこないと思います。大人の勉強もそうではないでしょうか。いくら知識を詰め込んでも、それを行動に移さないと、世間は評価してくれません。インプットも大切ですが、アウトプットはもっと大切だと思います。

冬の寒い時期にもかかわらず、朝から自分の意思で坐りに来られる、それだけで仏様です。坐禅会に来られた青年はもうすぐ海外に行くそうです。大きく成長してほしいものです。鐘